機動戦士ガンダムSEED DESTINY #33


 うー……。何だこの感想の書きづらさは。 
 議長の演説を要約すると、『諸悪の根源はロゴスだから、力を合わせてこいつらをやっつけよう』ってことでしょうか……。
 って、んな、「諸悪の根源」だなんて都合のいい存在がいて堪りますか。
 まあこんなことを煽っている張本人こそがラスボス(らしい)ですから、ロゴスを「世界の敵」という、それこそ都合のいい敵役に祀り上げて、その裏で暗躍しようとしているのが目に見えます。
 しかし、今回最も悪かったところは、議長の演説に民衆が容易く扇動されていたことかな。幾らなんでも短絡的過ぎるだろう。ダメダメだよ。この世界の住人。
 キャラ方面では、シンが仇敵の相手を取り違えていて、全然主人公らしくないですし。アスランはヘタレ度の進行が著しい。 
 ……ストーリーに面白味がなければ、キャラの魅力もない。
 視聴意欲のボーダーラインをギリギリ低空飛行中です。
 来週は一応、中盤のクライマックスの筈だから、今までよりは期待しておきたい。